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病気の時に目の中にできる血管を新生血管と呼びますが、これを抑える薬がこれまでありませんでした。アバスチンは、大腸癌を抑える薬ですが、これを眼内に注射すると新生血管を抑える報告がアメリカでありました。日本では、厚生労働省には認可されていませんので、当院でアメリカから輸入することにしました。そこで、以下の説明をして同意できた人のみ使用することにします。 適応は、加齢黄斑変性や糖尿病性網膜症、網膜静脈閉塞症などです。 病態は、眼内の血管新生や浮腫で、病変部位は、脈絡膜、網膜、隅角です。 研究では、加齢黄斑変性の黄斑下血管新生や浮腫 糖尿病性網膜症の新生血管や浮腫のほか血管新生緑内障 網膜静脈分枝閉塞症の黄斑浮腫 その他の血管新生や浮腫など
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中心窩下に新生血管を有する加齢黄斑変性症の治療方法として、欧米諸国では光線力学的療法(photodynamic therapy、PDT)が一般的に用いられているが、本邦においても眼科PDTに使用する光感受性物質(ビスダイン®静注用15mg、ノバルティスファーマ株式会社)と半導体レーザー(ビズラスPDTシステム690STM、カールツァイス株式会社)がそれぞれ平成15年10月と12月に承認された。本治療法は正常網膜への侵襲が少なく、比較的安全に使用できる治療法ではあるが、定められた治療条件どおりに治療が行われなかった場合や、治療後の患者への光曝露の管理を誤ると、重篤な副作用を誘引する場合もある。そこで、術者が定められた治療条件を十分理解し、眼科PDTを適切に実施するために本ガイドラインを作成した。
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手術そのものは薬剤の点滴に始まり、目への麻酔薬の点眼、レーザー光の照射など、20分ほどで終了します。
しかし、薬を注入して48時間ほどは目が敏感に反応してしまうので、2~3日の入院が必要です。1回の治療で状態が安定する場合もありますが、数回の治療を必要とする場合もあります。
ほとんどの人が、数回治療を受ければ、新生血管を萎縮させることができる確率は高いといえます。ただし、視力の回復や視野の改善に関してはまだ万全ではなく、他の治療法との併用が必要なようです。
治療後に注意することはありますか?
A 初回治療のみ、最低でも2日間の入院が必要です。二度目以降は外来で治療可能です。光線過敏物質はアルコールと同様に肝臓で分解されます。分解には最低48時間は必要で、個人差を考慮して、一般に5日間は頭、手足など全身の皮膚を太陽など強い光線から守る必要があります。これが一番やっかいな点です。
光線力学的療法(photodynamic therapy: PDT)黄斑部中心窩に発生した新生血管に対する新しい治療が始まりました。特殊な薬剤とレーザーを組み合わせることで、新生血管だけを選択的に固める治療で「光線力学的療法: PDT」といいます。
光に反応する薬剤を腕の静脈から点滴注射した後に、レーザーを照射します。この薬剤は新生血管に特異的に集まりやすい性質で、レーザーの光で化学反応を起こし、新生血管を中から破壊します。レーザー自体は熱をほとんど発生しないため、周囲の網膜に対する影響も少なくなります。
レーザーによる治療や、場合によっては手術が行われますが、十分な成果が得られないことが多いのが実情です。近年、経瞳孔温熱療法や光線力学療法などといった新しい治療法が一部の施設で試みられ始めており、この病気の予後の向上が期待されるようになってきています。
もう一つの滲出型はその名の通り水がにじみ出てきて(滲出)、黄斑に障害が生じるタイプです。出血することもあります。出血や滲出は脈絡膜新生血管といって、網膜の下の脈絡膜にできた、正常な血管とは異なる弱いもろい血管からおこります。以下は滲出型について述べたものです。
網膜の中心部が悪くなるので、視野の中心の、もっともよく見ようとするところが見えにくくなります。病巣が黄斑に限られていれば、見えない部分は中心部だけですが、大きな出血がおこれば、さらに見えにくい範囲が広がります。変視症(へんししょう)、中心暗点(ちゅうしんあんてん)、視カ低下(しりょくていか)
■変視症
ものがゆがんで見えます。 ものがゆがんでいるイラスト
■中心暗点
見ているものの中心が欠けて見えません。 中心がかけているイラスト
■視力低下
見たいものがはっきり見えません。
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