買ってから、もしかして1年ほどになるかも。読んでないままずっと本棚に入っていた精霊の守り人。ついに手を付けました。
対象は小学3~4年生という、いわゆる児童書です。なので、ハードカバーの迫力の割にはあっさりおわってしまいました。おもしろくて、がんがん読んじゃったし。あらすじとして、Amazon.co.jp のレビューの抜粋を紹介。
30歳の女用心棒バルサを主人公に、人の世界と精霊の世界を描いたハイファンタジー。(中略)バルサを筆頭に、みずからの運命を呪いながらも逞しく成長していくチャグム、おてんばバアサンの呪術師トロガイ、バルサの幼馴染みのタンダなど、登場人物のキャラクター設定には魅力があふれている。オトナの純愛物語、少年の成長物語としても深い味わいを残す本書は、子どもたちだけのものにしておくには惜しい1冊。(小山由絵)
トールキンとかエンデあたりをはじめとして、ファンタジーとか児童文学はストライクゾーンなのですが、ハリーポッターはダメでした(買ってるけど)。なんか、ペースがあわないのです。ドタバタと感じて。
でもこれはよかったです。子どもたちだけじゃなくて、登場人物が生きている世界、ちゃんと機能している社会の存在をしっかり感じられるから?う~ん、どこがどうとかうまく言えないけど、深みのあるおもしろさだったのです。
興味を持った方はこちらもどうぞ(きょうみを持たせれるような感想文が書けないわたし・・・)。
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