MacBookのVMware Fusion 2に、Fedora 10をインストールしようとしているのですが、これがめちゃめちゃ難航しました。
新規マシンで、isoイメージのファイルからインストールするために、「ディスクを使用せずに続行」をクリックします。「オペレーティングシステムのインストールディスクイメージファイルを使用」をクリックし、イメージファイルを選択します。準備ができたら、仮想マシンの起動でインストールの開始!
ここから先が全然スムーズでなくて、途中には「インストールできない」と思ったほどです。
今ちゃんと使えているのが不思議なぐらい、大はまりしました。いまだに、なんでちゃんと使えるのか不思議なほどです。数打ちゃあたる方式のようなのりで、インストールできたような気がする。
ここに、苦しんだこと、羅列しておきます。
■オペレーティングシステムは何を選択したらいいのか
次の画面でオペレーティングシステムの選択をします。ここで何を選んでいいのかよくわからないのですが、
・オペレーティングシステム : Linux
・バージョン : Red Hat Enterprise Linux 5
を選んですすめてみました。
まず、インストール開始直後に、VMWare Fusionが予期しない終了をしてしまいます。そのまま「再開」させると、続きから始まるので、そのままインストールすることはできます。
さらに以下に書いたような続出するので、オペレーティングシステムのバージョンが悪かったからかと、「Red Hat Linux」や「その他のLinux」を試してみたり。
結局、何が悪いのかはわかりませんが、どれを選んでも予期せぬ終了をすることがあるし、しないこともあるしで、予期せぬ終了の原因は、バージョンの選び方とは関係ないように思います。
最終的に残しているFedora10は、RHEL5を選択したものです。
■ハードディスクが見つからない
どんな設定ですすめていたかは覚えていないのですが、インストール先のハードディスクが見つからないということがありました。
パーティションを作成するあたりからすすめず、終了・・・。その時点で、そのマシンは削除しました。
この現象は一回だけでした。
■仮想マシンが壊れている
これも一回だけあった現象です。
仮想マシンを再起動したとき、仮想マシンが壊れていて起動できないというようなメッセージが出たことがありました。
インストール時の条件のせいかと思い、新規マシン作成時のバージョンの選択や、次のCD-ROMドライブのドアのロックの組み合わせで総当たりするようなことにつながりました。
結果からみて、仮想マシンのクラッシュは一回だけだったので、このときに偶然発生したことで、何らかの特定の条件で発生するものではなさそうです。
■CD-ROMドライブのドアのロック
実マシンでインストールしたときに気になったのですが、Fedora 10はインストール終了後、DVDが排出されませんでした。
このことと関係するのかなと思っているのですが、VMware Fusionでは、インストール終了後、再起動を促す画面の直前で、次のようなアラートが表示されます。
ゲストOSはCD-ROMドアをロックし、CD-ROMを使用しています。その為、ゲストOSがメディアの変更を認識することができない可能性があります。できれば、切断する前にゲストOSでCD-ROMを取り出してください。
このまま切断し、ロックをオーバーライドしますか。
結論から言うと、デフォルトの「いいえ」が正解のようです。
「はい」にすると、この後の再起動の途中で止まってしまいました。この起動の後は、初回の起動時のみの初期設定が始まるのですが、そこには到達できずじまい。VMware FusionでFedora 10が使える状態にはなりませんでした。
仮想マシンのクラッシュに惑わされ、Linuxのバージョンと、CD-ROMドライブのロックの切断の「はい/いいえ」で何通りもインストールを試みることになってしまいましたが、結果的には、デフォルトの設定でインストールできると言えそうです。
インストールだけですっごい苦労したような気になっているのですが、実は、Fedora 10での苦難はこの後も続くのでした。