予想外にすったもんだしましたが、MacBookの内蔵HDDの交換作業は落ち着いてきました。160GBの富士通FUJITSU MHW2160BHで、順調にLoepard(Mac OS X 10.5) と Windows XPデュアルブートになってます。
Optionキー押しながらの起動でLeopardのHDDアイコンが出ないのは解決せずじまい。起動ディスクとしても認識されないようになっていたので、何かこわれていたのだと思います。
ブートローダあたりを調べて何とか直してみせるというのにも惹かれたのですが、グッとこらえ、安易な力業で完成を目指しました。パーティション切り直して、インストールしては留守中、睡眠中に放置で再構築。以下の手順でやり直しです。
- 内蔵以外のシステムで起動。前のシステムとか、インストールCDとか。
- ディスクユーティリティで、内蔵HDDのパーティションを設定。次の3個。
- Mac用70GB:Mac OS拡張
- データ用40GB:Mac OS拡張→MS-DOS(FAT)
インストール時にWindowsが認識できるパーティションが2つあると、ブートに失敗するらしい。なので、Windowsインストール完了後に、両方から読み書きできるFAT32にする。 - Windows用40GB:MS-DOS(FAT)
2番目のボリュームをWin用にしてみたときは、HDDからの起動でhal.dllがないか壊れているといわれて起動できずインストールできなかった。Boot.iniを修復してもダメ。パーティションテーブルとか、なにかブートに関することでまずいことがあるみたい。詳しいことは調べてない。 - ディスクユーティリティで旧システムを内蔵HDDに復元。20GBほどのデータ、USB外付けケースに入ったHDDからのデータ移行で2時間ぐらい。
- ソース:旧システムボリューム
- 復元先:新しい内蔵HDDのMac用ボリューム
- WindowsのインストールCDから起動して、FATのパーティションをインストール先に指定してスタート。
次の再起動まで1時間弱。FATのままだと、インストール中のHDDからの起動でDiskErrorが出て続けられず。NTFSでフォーマットすればOKだった。念のためクイックではないフォーマットをした。 - 再起動のタイミングで、起動ディスクを選択して、Windows用パーティションから起動。
CDからHDDへのデータのコピーが終わると、再起動してHDDから起動してインストールが進むが、再起動のときに、Macから起動してしまう。ここで、システム環境設定で起動ディスクをWindowsにしておくと、OSインストール後のドライバや何やらの再起動のときに気にしなくていいので楽。 - WindowsにBootCampのドライバをインストール。
Windowsのインストールがすんだら、LeopardのDVDを入れると自動再生でインストールが始まる。途中で出るダイアログは勝手に進むので無視しておいてOK。 - データ用パーティションをFAT32にする。
ディスクユーティリティでデータ用ボリュームを選択、上の「消去」をクリックして、ボリュームフォーマットをMS-DOS(FAT)にしてから、消去を実行。
これで、うまくいったみたいです。
BootCampでデュアルブートする方がもちろん簡単ですが、HDDを新品から作業するとか、元のデータがなくなってもよい状態が確保できるなら、比較的簡単にWindowsとMacの共有パーティションを作ることができます。
外付けのHDDや、USBメモリで十分という人はBoot Campでさくっといくのがいいと思います。簡単だし、いらなくなったら、さくっとWindows領域をMacの単一ボリュームに戻せるのは、Boot Camp利用の大きなメリットだと思います。