キプロス・ラリー でペター・ソルベルグ(シトロエン・クサラWRC)が3位!

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<DAY3>WRC第3戦 キプロス・ラリー:WRC 世界ラリー選手権 情報:キプロス・ラリー

見ごたえがあったのは3位争いだ。デイ2終了時点で3位はダニエル・ソルド(シトロエンC4WRC)、それを2001年型の旧式マシンに乗るペター・ソルベルグが15秒9差で追う。ソルベルグはSS12で2番手タイムを刻み、その差を13秒2に縮小。途中、ギヤシフトのトラブルでエンジンがストールし、1 速にギヤを戻すのに12秒もかかってしまったにも関わらず素晴らしいタイムをマークした。手ごたえを感じたソルベルグは、続くロングステージのSS13でもフルアタックを敢行。やはり2番手タイムを刻み、ついにはソルドを逆転して3位に浮上。最終のSS14を注意深く5番手タイムで走破し3位でフィニッシュ。昨年のアクロポリス以来となるシャンパンファイトに参加した。「凄く嬉しいよ。信じられないね。ソルドを抜かしてシトロエンには悪かったと思うけど、彼らは誇るべきだ。古いクサラがこれだけ高い戦闘力を備えているってことをね」と、笑顔でコメント。なお、プライベート出場の選手がポディウムに上がるのは2005年モンテカルロのトニ・ガルデマイスター(プジョー307WRC)以来のことである。