ファンズファンズのプレゼントキャンペーンで当選し、日経BP社さんより「日経SYSTEMS 10月号」をいただきました。
先日の連休初日に届いたのですが、開封して表紙を見てびっくり!失礼なことに、私、日経ソフトウェアのつもりで応募しておりました・・・。しかし、本屋さんで買える日経ソフトウェアとちがって、日経SYSTEMSは年間購読なので、普段はなかなか読めません。新連載が5本スタートするタイミングでの、このチャンス、非常にありがたいです。
この号、面白い記事はいくつもあって、まず特集1「要件定義の極意」
利用者の要望をそのままシステム化してしまう「御用聞き」の要件定義ではなく、業務の効率化に合理的な用件への絞り込みの極意を紹介しています。システム化の目的を混乱させない要領の良さや、例外を取りこぼさない緻密さ、人間同士の良好な関係が築けるコミュニケーション能力など、さまざまな要素があってこそ、成功があるのだなと。
特集2「がんばる掛け持ちプロマネ」
複数のプロジェクトを同時に管理しなければならない立場のため息をつきたくなる苦労に、改善策が提案されています。なかなかうまくはいかないと思いますが、うまくいかない、と言うのは実際にやってからにしたいところ。参考になることも多いように思います。
そして、特集3「スマートフォンセキュリティ5つの常識」。社員などに業務システムとしてスマートフォンを利用する場合、業務システムへ個人端末へアクセスさせたり、逆に貸与端末の個人利用の場合などへの配慮が紹介されています。最近は、カレログの登場でスマートフォンのセキュリティへの関心が高まっていますが、こちらはちょっと視点が違っていて興味深いです。
注目は新連載の5本。
プロに学ぶ 図解の基本
わかりやすい図に仕上げるためのコツが紹介されています。気をつけるところは意外に簡単なんですけどねぇ。なかなか行き届かないものです・・・。
比較でわかるプロマネ技術
特徴的なプロジェクトを対比させることでそれぞれに注意すべきポイントが紹介されています。違いが際立っているのでわかりやすい。
クラウド設計書の作りかた
クラウドサービスを設計するのではなく、クラウドサービスを利用したシステムの場合の設計書について。プラットフォームによってどのような制約があるかをきちんと押さえるのが、(当然とはいえ)おもしろいところです。
WEBシステムを変えるHTML5
ブラウザだけで高度な処理を実現するHTML5を、今後の企業業務システムに活用する面から紹介しています。本当に標準仕様であることが生きたシステムになるのかどうか、気になるところです。
IT提案を裏まで見通す
今回は「あるある」な残念な提案書が紹介されています。6回までのタイトルをみると、ユーザーとベンダーの思いを共有できる提案への道が見えてきそうな感じです。
ということで、今のところざっと目を通したところですが、面白いなあと。
ケーススタディのケンタッキーフライドチキンのWEBオーダーシステムの話も非常に面白いです。
じっくり読ませていただこうと思います。
ただ今キャンペーン中だそうです。