仕事帰りの電車に乗る前、途中の本屋で本を買っています。2分ほどしかゆとりがないので、ぱっとみて買ってしまったのがわれはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集。持ってるけど。だって、決定版って書いてあるんやもん・・・。
旧版との違いは、文字が大きい(ので本が分厚い?)こと。ハヤカワのミチミチな文字が結構好きなので、かなり違和感がありました。あとは、訳文に修正が入っているらしいけど、雰囲気があまり変わってないのであまりわからず。瀬名秀明の解説が詳しくて最近の人まで言及されているのが面白いのと、瀬名秀明作「ロボット/AI作品一覧」リストがついているところが決定版?
映画「アイ、ロボット」のCMをみて、思い出していたのが「アシモフのロボット工学三原則」。それも当然、これが原作(というかアイデア)だったんですね。
「ロボット工学三原則」にのっとったと思われるロボットの話をはじめて読んだのが、中学校のとき。図書室にあった本でした。本の名前も覚えてない、作者も覚えてない、ほんとに「三原則」だったのかどうかもわからないけど、空き地に雨にうたれてさびたロボットがあるところから始まり、終わりも同じようなシーンで終わるのです。という記憶も、あやしいけど(笑)。わたしの中では「われはロボット」の短編の1つ、「ロビイ」と重なっています。
愛すべきロボットたち、ほかの話も読みたくなってきました。箱から引っ張り出してこなきゃ。