LinkStation LS-CH1.0TLのファイルをMacから扱うと遅いということを先に書きましたが、それに関連して
MacBook(Mac OS X Leopard)でめっちゃ困ったのがこの問題。
LinkStationのゴミ箱(trashboxフォルダ)のファイルが削除できない。
LinkStationのゴミ箱機能とは
LinkStationのゴミ箱機能とは、ゴミ箱機能を設定した共有フォルダ内のファイルを削除すると、ゴミ箱フォルダが共有フォルダ内に自動的に作成され、
その中にファイルを移動させる機能です。
LS-CH1.0TLの場合は、自動的につくられたtrashboxというフォルダに、削除の操作をしたファイルやフォルダが移動して残されています。WindowsやMacのゴミ箱と同じような見た目ではありませんが、削除操作したファイルを保留して保存しておいてくれるという意味では同じような機能です。
デフォルトで有効になっています。ネットワークドライブだと削除の操作は一発削除!という先入観のある自分的にはなくてもいいけど、わざわざ無効にする必要があるものでもない、あった方が便利な機能だろうなと。特に、複数の人がドライブを共有して使うような使い方なら、あるとよさそうですよね。
これがこんなに疲れる事件を起こすとは・・・。
そのときに削除しようとしたのは、iPhotoとかiTunesとかのライブラリ。90GBほどのデータです。
まとめて削除しようとすると、まず削除の準備に7時間ほどかかりました。準備が完了したところで、表示されいた削除するファイルの個数は4万数千個だそうで。じりじり削除が進んでいき、2時間ほどかけて残りが3万個台になるぐらい削除。
しかし、使用中のフォルダがあるとかで、操作を完了できません、と終わっていってしまいました。
フォルダが多いので、ひとつひとつは面倒でやってられない。
また最初からやるのも、あの時間を考えるとうんざり。放置しておけばいいとはいえ、途中でMacBookやルータを再起動したかったりするのを後回しにしなければならず、なにかとイライラさせられます。
しかし、放置しておくには大きなデータなので、時間がかかるという点はぐっとこらえて、
この手のことを試してみようかと思ったときに、ふと気がついて、ThinkPad X31(Windows XP)から削除を実行。1時間ほどで終わりました。
やっぱり、Macからは遅いみたい。
次から削除とか、大量のデータの扱いは、可能な限りX31でいきます。
あと、しばらくは大量のデータを扱っているので、ゴミ箱は無効にしておこう。
ゴミ箱データの削除ができない問題については、別機種でこんな解決策が紹介されていました。
1.LinkStationのWEB設定画面で、[共有フォルダ設定]-[新規共有フォルダ追加]で、「share2」を新規作成します。
※LinkStationの設定画面の表示方法はこちら
2.「share」内に含まれる、[.trash]フォルダ以外のフォルダ・ファイルを、
「share2」にコピーします。
3.コピーが完了後、「share」と「share2」の「.trash」フォルダ以外データを除いて、
同じデータがコピーされているかどうかを確認します。
4.確認後、LinkStationのWEB設定画面で、[共有フォルダ設定]-[共有フォルダ削除]で
「share」を削除※します。
※削除操作はやり直すことはできませんので実行時はご注意ください。
5.LinkStationのWEB設定画面で、[共有フォルダ設定]-[共有フォルダ情報編集]にて、
「share2」を「share」に名称変更します。
これも、先にデータのコピーがあるので時間がかかるのが見えてます。そもそも、大量のゴミ箱データを削除したくなるときに、データをコピーできるような空き領域はあるのか??
これをやろうと考えなければならない状況って、すっごいイライラしてそう・・・。